フィリピン 石川真生写真集
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フィリピン 石川真生写真集

Philippine | Mao Ishikawa

かつて写真を撮りつつ働いていた基地の外人バーを、1988年再び訪れた石川真生は、以前は殆どいなかったフィリピン人の出稼ぎ女性たちの数の多さに驚く。背景としては、1ドル360円時代が終わりアメリカ人がかつての気前良さを失うと共に日本人女性の働き手が減少する一方、円高需要で多くのフィリピン人が次々とやってくる時代である。石川真生は彼女らに昔の自分の姿を重ねつつも、ここに第三世界の貧困の現実的構図を見て、出稼ぎ女性たちの沖縄での暮らしぶり、そして大家族を支える働き手としての母国での生活事情に興味を持ち、フィリピンにまで彼女らを追いかけ取材する。石川真生の自費出版。
ソフトカバー。表紙に軽微な折れ擦れ。

石川真生, 1989

21x30cm | 49plates | b&w

¥ 49,500 (税込)


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