1969年11月、日米安保の更新を目的とした佐藤首相の訪米を阻止すべく、各地から集った全共闘/新左翼の武闘派が蒲田駅周辺で起こした暴動をドキュメントした写真記録。10月21日の国際反戦デーに勃発した闘争を記録した「10. […]

「あなたに渡しておけば、写真集を大切にとっておいてくれると聞いたから…」そう言って、牛腸茂雄は私に写真集を差し出した。 – 本書に収録された写真集はすべて、たったひとりの人物が40年かけて蒐集して […]

佐々木雄一郎(1917-1980)は、広島に落ちた原爆で肉親13人を失ったことをきっかけに、以来被爆者を含め広島の原爆の惨状の記録を残すことに後世を費やし、述べ10万枚を超える写真を残したという。写真集としては他に「写真 […]

2005年長崎県美術館でおこなわれた「長崎の美術1 写真/長崎」展図録カタログ。日本写真黎明の地、長崎にゆかりある写真家を紹介。ダゲレオタイプで日本最初の写真を撮影した上野俊之丞から始まり、俊之丞の息子で営業写真家の開祖 […]

宍戸ハルミの「ヤマは終った 常磐炭礦閉山より」と共に、東京写真専門学院の教科本のひとつとして制作された写真集。復帰前の沖縄の姿を被支配者側の視点から記録。後年比嘉康雄自身が復帰後の沖縄のカットを加えた新版を刊行しているが […]

コーネル・キャパのニューヨークICPで開催された同展に際して刊行。山岸章二らによる編集。富岡多恵子による序文。山崎博の「HELIOGRAPHY」を筆頭に、以下の写真家の作品を掲載。 ソフトカバー。経年ヤケ。 奈良原一高, […]

かつて写真を撮りつつ働いていた基地の外人バーを、1988年再び訪れた石川真生は、以前は殆どいなかったフィリピン人の出稼ぎ女性たちの数の多さに驚く。背景としては、1ドル360円時代が終わりアメリカ人がかつての気前良さを失う […]

2002年の回顧展「沖縄マンダラ」に次ぎ、東松照明が没する1年前に開催された2011年沖縄県立博物館・美術館での大規模な回顧展に際し刊行。東松照明より寄贈された写真から2011年時点までの最新作までを収録。仲里効、飯沢耕 […]

11時02分で止まった時計は、この長崎で起きたことの象徴として、そして日本人の普遍的な記憶として後世に残り続ける。原爆の街、長崎の有り様を冷徹な眼差しで記録した、東松照明のファースト・ブックにして、日本写真史に残る金字塔 […]

写真家圓井義典（まるい・よしのり 1973-）による私家版写真集。「地図 2000-2005」「海岸線を歩く 喜屋武から摩文仁まで 2005-2008」「光をあつめる 2008-」。相互に連関しながらも、圓井義典の作品の […]