写真家・尾仲浩二が、1991-1993年にかけて撮影した、三陸地方（気仙沼、陸前高田、釜石、小名浜、石巻、鮎川、宮古）のストリートスナップ。過去の彼方に失われた風景といった意味だけでなく、3.11以降、物理的にも消えてし […]

『あめふり』（蒼穹舎）に続く村越としやのセカンドタイトル。村越としや郷里の町、福島県須賀川市のパノラマ風景。美しい里山を、モノクロでしっとりと写した写真に思わずノスタルジーを誘われてしまう。原耕一によるデザイン。 ハード […]

2003年に刊行された森山大道全作品集スペシャルエディションからの限定5オリジナルプリント。プリントには数十のバリエーションがあったのだが発売と同時にまたたくまに売り切れとなった。プリントは専用のフォールディングケースに […]

森山大道が数年前に依頼で撮影後その存在を忘れていたインスタントフィルム写真の束が偶然見つかり、ディテールを失い劣化したイメージを程良い熟成と見て取り形にされたもの。表紙キャンパス地シルクスクリーン刷。中綴じ。本体隅に軽微 […]

都市四部作のひとつとして1950年代にローマを舞台にした作品「Rome」を残したWilliam Kleinが、およそ半世紀を経て試みたのは、ローマに働く様々な職種の人々のポートレート。この祝祭感はKleinらしい。タイト […]

伝説の雑誌Provokeの第2号。創刊号は、前年（’68）の11月、中平卓馬、高梨豊、多木浩二、岡田隆彦によって発行され、この第2号から、森山大道が加わっている。「思想のための挑発的資料」というサブタイトルの […]

1980年写真学校入学からCAMP、個人ギャラリー「街道」設立、毎月の連続写真展そして初の写真集「背高あわだち草」までを綴ったエッセイ集です（尾仲浩二公式ホームページより）。ホームページに連載していた「あの頃、東京で・・ […]

2003年から2004年にかけてフランス・パリで大規模に催された森山大道展に際して刊行された写真集。カルティエ現代美術財団主催によるもの。巻末には荒木経惟と森山大道の対談録。 ハードカバー。背表紙上辺に数ミリの破れ。

単なる作品のクロニクルに終わらず識者による論考がかなり充実した日本写真界2巨頭の特集。森山大道の島根/川崎などを巡回した「光の狩人」展、中平卓馬は横浜美術館の「原点復帰」展を契機とした企画。 ソフトカバー。状態良好。