山羊の肺 沖縄 一九六八-二〇〇五年 平敷兼七
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山羊の肺 沖縄 一九六八-二〇〇五年 平敷兼七

Yagi no Hai: Okinawa 1968-2005 | Kenshichi Heshiki

「基地の中に沖縄はあるとよく言われているが、私は沖縄の中に基地があると思いたい。人が住んでいる約四十七の島でなりたっている沖縄を「復帰」前後の時期から撮影したのがこれらの写真である。この写真集を通して、沖縄の歴史とは、沖縄とは、沖縄人とは何かを感じて貰えればと思っている。」(平敷兼七による本書序文より)。
撮影は沖縄返還前の60年代末から70年代を中心に80年代まで。経済的に占領米軍に完全依存した沖縄の厳しく過酷な現実の中にあって、黙々と働いて生きる無名の沖縄人(ウチナンチュ)たちの肖像。写真とその一枚一枚に寄せた平敷兼七のタイトルを読んでいけば、「搾取的視線」とは無縁の、平敷の穏やかな視線に静かにだが強く引き込まれてゆくはず。2008年伊那信男賞受賞作。
2007年刊行の初版。ちなみに復刻版には写真図版1枚(78頁)が諸事情により不掲載の他、巻末の中條朝の寄せ書きに削除部分あり。ハードカバー。状態良好。


影書房, 2007

初版1刷 | 19x19cm | 194pp. | モノクロ

  
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