鈴木育郎は当時鳶の会社寮があった東中野界隈の写真を数多く残している。これは鈴木がとある夜、駅脇にある屋台で焼き豚（やきとん）を、そしてひなびた中華食堂”一番”で醬油ラーメンを、締めを” […]

36枚撮り使い捨てフィルムカメラで撮影した写真を、順番もそのままに1冊に仕立て上げた「Film or Die」シリーズから、その派生としてできた写真集「She’s Calling You」。サービス判サイズの […]

当時自宅のあった西武新宿線の野方から中井、そして風俗の街吉原までの行程を、鈴木育郎が道すがらスナップしたもの。初夏の頃合い、直角に指す強い日差しの中、緑の旺盛さに満ちるがあまり人気のない街角の風景から夕暮れの吉原で結びと […]

鈴木育郎の写真新世紀グランプリ受賞作「鳶 Constrequiem」について、当時撮影の未発表作や別カット作品、そして近年撮影した新作をメインに再構成した2019年制作の新版鳶。受賞から5年の歳月を経て、これまでと変わら […]

2011年3.11後のある日、それは鈴木育郎が当時新宿にあった鳶会社提供の3DKアパートに5人の鳶仲間と雑魚寝生活をしていた頃、現場での休憩中に出会ったという女性Mio。そんな彼女を千葉の房総へデートに誘い、モデル撮影の […]

鈴木育郎の2013年度写真新世紀グランプリ受賞作。鈴木の本職である鳶職としての日常を、周囲の多くの人々との関わりのなかで切り取りつつ、自身が大切にしている何か、その時美しいと感じた何かを残していきたいという写真そのものが […]

36枚撮り使い捨てフィルムカメラで撮影した写真を、順番もそのままに1冊に仕立て上げた「Film or Die」シリーズからの派生として鈴木育郎が制作した写真集シリーズ「She’s Calling You」から […]

荒木経惟の写真全集第20巻「センチメンタルな五月」に対抗すべく、鈴木育郎が毎年五月、雨が降ってから止むまでの一連のコトを写真にしたシリーズ「五月雨後晴れ」の2013年版。1本のフィルムを撮り切り、それをそのまま1冊の写真 […]

鈴木育郎が2013年写真新世紀グランプリ受賞後の2014年に相次いで制作した写真集のひとつ。コンビニで調達したKodakのレンズ付きフィルム（インスタントカメラ）で撮影した写真ばかりをまとめたもの。撮影時期は2010年か […]

地元浜松に帰省し同級生の女の子と久しぶりに再会するまでをElmarレンズ装着のライカで撮影。浜松郊外の淡々とした描写がただ続くフィルム1本分37枚の写真集。自邸ウィンザースラム豪徳寺の無人のバルコニーを写した荒木と比する […]