1970年代中頃のロサンゼルス。車社会の街だが、公共交通機関を利用するのは主に貧困層の人々だという。しかし老若男女問わずオープンマインドな人々は、弱冠20代中頃の日本人青年に皆一様に陽気な笑顔を見せる。バス停という窓を通 […]

Edward Westonが、Kodak社より広告用途にPoint Lobosを8x10Kodachromeで撮るオファーを受け1947年に制作したカラー写真。当初Westonはこの依頼を渋り「カラーなんて興味ない。俺の […]

Mark Borthwickの全編詩篇テキストで埋め尽くされたアートジン。初版特典のカラーインスタント写真（フジFP100C）が付属。写真裏面にサインと思しきもの。 限定100部ナンバー入り。中綴じ。写真及び本体共に状態 […]

プリミティブアート特に黒人彫刻に影響を受けたオシップ・ザッキンをはじめとする近現代のアーティスト作品をキュレーションした展覧会のカタログ。もの派のようなむき出しの物質感のものあれば、生命力に満ちた独自の造形の立体など。 […]

2003年に最愛の母を亡くしたTerri Weifenbachが、現在も紛争の絶えないパレスチナの野に咲く花々を使って作られた19世紀の押し花帖と出会ったことをきっかけに制作したという作品集。ご存知の通りWeifenba […]

ノルウェー出身のアーティスト、Garder Eide Einarssonが2017年表参道Rat Hole Galleryでの個展に際し刊行した作品集。自身のペインティングをクリスト作品のごとく黒いタープ布で覆ってしまう […]

中東のシリア騒乱を機とする難民問題。政治経済に及ぼす影響ばかりが報道でクローズアップされる一方、難民個人個人に光を当てたものが無いことにフラストレーションを感じたイギリスの写真家Daniel Castro Garciaと […]

1999-2007年にかけユニクロのクリエイティブディレクションをてがけブランドイメージを向上させたことで知られるアートディレクター、タナカノリユキによるインドの写真集。「Clear Light」とは死の瞬間に見える至福 […]

Lily Nightが写し出す「ABSCURA」は、「abstract」と「obscura」を組み合わせた抽象的な暗箱。作家の思考と制作の原点でもある。 東京で一人暮らしをしていたアパートに、中国から両親（親密な他者）が […]

滝沢がカメラを通して捉えてしまうものに、建築物の断片や表面の形状、彫刻を写した作品がある。それらはそのものがあった場所や存在価値を宙刷りにし、有様が変容し行き場のない喪失感や表層の実態感（物質感と気配）だけが引き剥がされ […]