沈黙の中身はすべて言葉だった 村越としや
a6626

沈黙の中身はすべて言葉だった 村越としや

Toshiya Murakoshi

以下2016年タカ・イシイギャラリーフォトグラフィー/フィルムにおける同名展に際してのギャラリーステートメントより引用。
福島県須賀川市出身の村越としやは、東京に拠点をおきながら、2006年以降故郷を被写体に選び、静謐でありながら力強い風景の中に、そこで過ごした自身の記憶をなぞるように継続的に撮影を行っています。
2011年の東日本大震災は、被災地に大きな爪痕を残しただけでなく、既存の価値観や生活規範を大きく揺るがしました。震災発生後、多くの作家が東北地方を訪れ、多様な作品を通じて自らと社会を見つめ、問い直し、その問題提起を通じて様々なことが語られてきました。そのような中にあって、村越は以前と変わらず郷里の姿を丹念に観察しながらも、その眼に映るものや胸中に往来するものを言葉で説明をすることは行ってきませんでした。本展覧会のタイトルは、そうした村越の写真家としての姿勢を強く反映しています。
ハードカバー。状態良好。美本。


Case, 2017

限定500 | 日本/英語 | 14plates | 34pp. | b&w