中綴じ。Kingdom of Morocco付属。

ページを開いて一番最初の写真が、満開を終え、半分散ってしまった真正面の桜。既にこの時点で東松照明が花鳥風月的な「愛でる花」を撮る意図が全くなかったことの観者への強烈な宣誓。米軍占領下の沖縄、60年代反戦運動など昭和の暗部 […]

2003年から2004年にかけてフランス・パリで大規模に催された森山大道展に際して刊行された写真集。カルティエ現代美術財団主催によるもの。巻末には荒木経惟と森山大道の対談録。 ハードカバー。背表紙上辺に数ミリの破れ。

この写真集が世に出るきっかけとなったのは、尾仲浩二の個人ギャラリー＜街道＞での個展。こつこつと撮りためては展示する、そんな作業を続けているおり、毎回足を運んでいた蒼穹社の大田通貴が、当時まったく無名だった尾仲に話を持ちか […]

1964年から1986年にかけて撮影された作品からで構成される柳沢信（やなぎさわ・しん 1936-2008）の写真集。冴え渡る構図と抑制的な映像の美しさが魅力。日本写真批評家協会新人賞を受賞した「二つの町の対話」等の初期 […]

森山大道の過去の作品を遡及しつつ、花、ここでは特に「向日葵」の混じった写真を抽出し、1冊の本にまとめたもの。ジョエル・マイヤーヴィッツ、ロバート・フランクも同様なコンセプトを持つがそれらはいずれもカラー作品。本書は全編モ […]

愛用のペーパーが廃盤となり、尾仲は譲り受けた最後の100枚を用い幾つかプリントしたという。そのなかで尾仲浩二お気に入りの写真を21枚セレクトしたもの。巻末にMark Pearsonとのインタビュー掲載。 ハードカバー。表 […]

2003年に刊行された森山大道全作品集スペシャルエディションからの限定5オリジナルプリント。プリントには数十のバリエーションがあったのだが発売と同時にまたたくまに売り切れとなった。プリントは専用のフォールディングケースに […]

中藤毅彦北海道の夏と冬を撮影した写真集。タイトルはアイヌ語で「夏が来る、冬が来る」の意。2冊組写真集とテキスト別刷の構成。 スリップケース装ソフトカバー。ケースにごく軽微の擦れ。